「人類資金」を観てきました!
映画「人類資金」は、“M資金”をテーマにした、エコノミックサスペンス大作!
金融とか投資(投機?)とか、わかってなくても楽しめますよ。
俺はは素人だから、フィクションとして流せるけど、ちょっと詳しい人が観ると、ツメが甘いって行っている人がいましたね!だから“M資金”についても、“M資金”それ自体が重要なのではなくて、「“M資金”が実在した」という仮説からスタート。
日本、アメリカ、ロシア、タイの4カ国で撮影が行われ、アメリカ国連本部でも撮影も!世界ではじめてかも!?
映画の中に「カペラ共和国」という架空の発展途上国で現在の富が地球のごく一部の人間に独占されていることが繰り返し語られています。先進国においては平等主義が実現しているように見えても、地球規模では階層化が進んでいるという現実について語られています。
M資金”について、“M資金”とは、敗戦直前、旧日本兵によって隠匿された財宝のこと。実は敗戦直前の日本において、今日の西欧中心社会の限界を見越した人物がいて、この資金を日本の復興のみならず、広く人類の未来のために用いるべきだと考え、これを管理運営する機密組織的な“財団”を作ったという設定です。
- 登場人物
- 真舟雄一
- 詐欺師。企業相手にM資金をネタにした架空の融資を持ちかける詐欺を専門とする。
- M
- ITベンチャー「アイネーク・イェーナ」の社主。真舟に“ある計画”を持ちかける。
- 本庄一義や高遠美由紀とは旧知の仲。
- 物語中盤にて、彼の正体が明らかになっている。
- 石優樹
- Mの腹心。Mに対して強い忠誠心を抱いている。近接格闘術や銃の扱いに長けており、6ヶ国語を話せる。
- また、公安警察が重要人物としてマークしてるなど、謎が多い人物。
- 物語中盤において、彼の出自が明らかになっている。
- 本庄一義
- 日本銀行の金融市場課長。石と共にMの計画に協力している。
- Mや高遠美由紀とは旧知の仲。
- 高遠美由紀
- 防衛省内の秘匿機関である「防衛省情報局」の局員であり、M資金事案を担当する資産管理室に所属する。階級は一尉。財団の理事を父に持つ。
- Mや本庄一義とは旧知の仲。
- 笹倉暢彦とも子供の頃からの馴染みである。
- 津山利一
- 詐欺師であり、真舟の師匠。M資金の本質に近づいたことをキッカケに事故に見せかけて、暗殺される。
- 沖山秀次
- 詐欺師であり、真舟や津山とは旧知の仲。情報収集能力に秀でており、旧ソ連のスパイだったという噂がある。
- 笹倉雅実
- 元帝国陸軍の大尉であり、陸軍中野学校の出身者。軍の隠し資産である莫大な金塊(後のM資金)を同じ陸軍中野学校出身者達と共に日銀の地下倉庫から盗み出し、隠匿する。
- 後に財団の初代理事長となり、戦後日本の復興の要として「伊豆の総理」と呼ばれることになる。
- かつて《南方の地で出会った“神”》との出会いが、その後の彼の運命を大きく左右する。
- 笹倉暢彦
- 笹倉雅実の長男。財団の現・理事長であり、投資コンサルタント会社「イーキャップ・インベストメント」の代表取締役。
- 笹倉博司
- 笹倉雅実の次男。ロッキード事件の主犯格と目される元総理の派閥に属する若手議員だったが、事件過中に不審死する。
- 笹倉雅彦
- 笹倉暢彦の長男。衆議院議員の私設秘書だったが、25年前に架空融資詐欺の主犯と目され、警察の事情聴取後に自殺した。
- 酒田忠
- 大阪のヤクザの三次団体、「酒田組」の組長。
- 鵠沼英司
- ロシアのサンクトペテルブルクの財団直轄のヘッジファンド「ベタプラス」マネージャー。
- ハロルド・マーカス
- ローゼンバーグ銀行ニューヨーク支店役員。ローゼンバーグ財閥においてM資金の管理運営を行う。
- 遠藤治
- ローゼンバーグ財閥直轄の清算人(=暗殺者)。
- ハリー・遠藤
- 「E機関」というGHQ特務工作機関の長。第二次世界大戦中はアメリカ海軍情報局(ONI)所属で、日本国内にてスパイ活動をしていた。
- 日系二世。遠藤治の祖父。
- 笹倉雅実たち「陸軍中野学校」出身者達と共に、日銀から金塊を盗み出した。
- 局長
- 「防衛省情報局」のトップ。作者が過去に執筆した「亡国のイージス」「C-blossom case729」「震災後」に登場する渥美大輔と同一人物と思われる。
- 内事本部長
- 「防衛省情報局」の内事部の統括者。正規の自衛官出身で、自衛官時代に培った民主党とのコネを買われて内事本部長に就任した。
- 特別資産管理室長
- 「防衛省情報局」の内事部特別資産管理室の責任者。高遠美由紀の上官に当たる。