沖縄・奄美を語る会「学童疎開船を語り継ぐ会」

社長のブログ

沖縄・奄美を語る会「学童疎開船を語り継ぐ会」徳川宗家第18代当主の徳川恒孝氏のお兄様の松平恒忠氏。ジャーナリストで今上天皇のご学友で「銀ブラ事件」でも有名な橋本明氏。皇室ジャーナリストの松崎敏弥氏。



太平洋戦争中の1944年8月、沖縄を出港した学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈され、児童ら1400人以上が犠牲になった悲劇について学ぼうと、沖縄県内の小中学生17人が8月17~19日、当時生存者や遺体が漂着した鹿児島県・奄美大島を訪れる。沖縄県が初めて企画。昨年住民らが中心となって建立された慰霊碑を見学するほか、島の小中学生と交流し、戦争の悲惨さを共に学ぶ。

 対馬丸は、沖縄への米軍上陸を前に子供たちを避難させるため、44年8月21日夜、国民学校の児童や教員、一般疎開者計約1800人を乗せ、長崎に向けて那覇港を出発。翌22日夜、鹿児島県・トカラ列島の悪石島沖で米潜水艦の魚雷攻撃を受けて、沈没した。これまでに1482人が犠牲になったことが分かっている。約150キロ南の奄美大島の海岸線には多くの遺体や、約1週間漂流した生存者が流れ着いた。

 

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